まんがコミック「ハネモノ 第4話」あらすじ無料ネタバレと感想|大林あきら著
榊の友人に言われた一言に傷つく千絵
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こんにちは、マンガ大好きな亀太万太郎です。
良かれと思って言った一言が、人を傷つけることってありますよね。
この第4話では、まさにその典型的な例といっても過言ではありません。
せっかく距離を縮めてきた千絵と静の間に、野暮な奴の一言で…また遠退いてしまいます。
いい感じになってきたのに、アホな奴のために…イライラしてしまいました。
それでは早速「ハネモノ 第4話」をレビューしていきます。
目 次
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「ハネモノ 第4話」登場人物(主人公)とあらすじ
登場人物
中原千絵:主人公。30歳の会社員。病気で子宮を全摘出して子供が産めない体。
榊静:高校で美術の先生をしており、土曜日だけアトリエで絵画教室の講師をしている。
原田真帆:榊とは同じ美大で交際を始め、妊娠をきっかけに結婚をした。
須磨:美大時代の榊の同級生でゲイ。
九条:榊と須磨の美大の同級生。金髪ショートの個性的な女性。
あらすじ
真帆の父親に墓参りにもうこなくていいと言われショックを受ける榊に千絵はそのままでいて欲しいと、ありのままの榊が好きなことを告白します。
榊の友達の須磨にもし子供が産めないなら付き合うのを許さないと言われ、傷つくくらいなら諦めようとする千絵は榊にちゃんと子供の産める女性がいいと言いますが・・・
「ハネモノ 第4話」のネタバレ
榊は真帆の墓の前で偶然会った真帆の父親に、毎年榊が来ていたことは知っていたと言われます。
ふとした時に真帆と子供が生きていたらと考えてしまうというお父さんは榊に再婚しないのかと聞きました。
もういない人間にいつまでも縛られるのはよくない、もう墓参りに来ないほうがいいと言われ、真帆と子供のことをを忘れろってことかとショックで何とも言えない気持ちになるのでした。
その日、絵画教室を休んだ榊に真帆は心配でメールをします。
大丈夫と言われますが、風邪なのかもしれないと榊の家を訪ねます。
榊はびっくりするものの体調は大丈夫と言い、千絵を家に入れます。
喪服が掛けてあるのを見て、誰か亡くなったのかと聞くと、妻と子の命日だと言いました。
そこで真帆の父親にもう墓参りに来なくていいと言われたことも話し、妻と子に唯一会える場所がお墓だったのに別の道を見つけろと突き放され、自分の気持ちをどう整理したらいいのかわからないことも言いました。
素直に全てを打ち明ける榊に千絵は来年もお墓参りに行けばいいと言います。
過去にとらわれて悪いことなんてない、奥さんと子供のことをずっと忘れずに生きていっていいと言います。
そして千絵は前に自分に言ってくれたように、そのままの榊が好きだと告白するのでした。
そして千絵の手を取り、ありがとうと感謝する榊です。
そこへ榊の美大時代の友人の須磨が訪ねてきます。
玄関にある女性の靴を見て、同じ学友の九条が来てると勘違いした須磨は勝手に上がりこむとそこにいるのは千絵です。
彼女ができたのかと驚く須磨は榊にビールを買いに行かせ、その隙に千絵を試すようなことを言ってきました。
不倫じゃないかちゃんと未婚か子供は産めるのかと。
辛い経験をした榊と付き合うならそうじゃないと許さないと言われ千絵は出ていきます。
そこへ同じ学友の女性である九条が来て状況を説明するとそういうことを言うなと言いました。
いきなり失礼なことを言われ頭にきた千絵は帰ろうと歩いていると榊から電話があり謝られます。
多くは話さず今日は帰ると言いいろいろ考える千絵です。
もしかすると榊は子供が欲しいのかもしれない、だとしたら子供の産めない自分はまた同じ問題にぶつかって悲しい思いをするのだと。
榊からデートのお誘いがありました。
話があるならアトリエで聞くと言う千絵に、絵画教室とは別の時間に会いたいのだと言われます。
先生が好きで一緒にいたい、だけど傷つくのは怖い、そんな思いで待ち合わせ場所に行き、映画を見てお茶をします。
普通の恋人同士のようにまた映画にいこうと自然に出る次の約束が嬉しい反面、このまま順調にいくのが怖いのでした。子供が好きそうだと言うと、もし産まれていたら親ばかだったかもという榊です。
しかし自分といても子供が産めないということをあらためて言う千絵に、無駄かどうかは僕が決めることだと言う榊なのでした。
子供は人生の1つの選択肢であって必ずしも必要なものではないことを千絵に言いますが、それは榊個人の意見であり、親や周りの友達はどう思うかわからないと言い、榊には子供の産める女性がいいと言うと車から降りるのでした。
明らかにおかしな態度の千絵を不思議に思い、まさかと思い須磨に余計なことを言っていないか電話するとビンゴでした。
ただ、須磨の榊に幸せになって欲しいと願う気持ちもわかるので責めることはできませんでした。
真帆と仲が良かった須磨は、真帆じゃないなら榊をそれ以上に幸せにしてくれる女性じゃないと許せなかったのです。
「ハネモノ 第4話」の感想
4話は榊にとっての試練の回でしたね。真帆と子供は真帆の両親のお墓に入っていて自分は一緒に入れないという切なさと、唯一会えるのがお墓だという悲しみが一気に押し寄せてきましたね。
そして真帆の父にもう墓参りに来なくていいと言われ絶望します。
ただ、真帆の父親は榊の幸せを願ってのことで決して嫌な人ではないんですよね。
40過ぎてもまだ再婚していない榊にもう充分だと言っているように感じます。
いない人間にとらわれ続けるより自分の未来を大切にして欲しいという願いだと思いました。
また、須磨も酷なことを聞きますが、これも悪気があってのことではなく、ずっと榊を見てきたからこそ今度は本当に幸せになって欲しいという思いからなのでしょう。
まさか相手が子供が産めない体と思って話しませんし、ただ女性に対して無神経に言うセリフではないですね。
千絵にとっては傷を深めることになりましたし。
榊は相変わらずどこまでも優しい!
須磨に色々警告されてこれ以上深い関係になることを恐れる千絵にそのことをまだ知らない榊は絵画教室ではなく別の場所で会いたいと言うシーンにキュンとしました。
あえて”中原さんには”とつけることで、千絵だけが特別であることを強調しています。
千絵はさらっと告白していますが、これは何の好きなのか榊は理解したのでしょうかね。
告白シーンはもっとロマンティックに描いて欲しかったです。話が進むごとに千絵と榊の距離がどんどん近くなって、くっついたと思ったらまた遠ざかって、片方が遠のいてもう片方が近づいての繰り返しが切ないですね。
相手のことを真剣に大切に思うからこそすれ違うのですが、気持ちは同じだと思うので早くちゃんとくっついて欲しいと思うばかりです。
それでは、「ハネモノ」のコミック情報です。
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「ハネモノ」の公式あらすじ
公式あらすじ
「ハネモノ」な私でもあなたを愛していいですか――
中原千絵30歳。
もし人間に品質検査があったら、私はきっと「ハネモノ」なんだと思う。
病気をして手術をして…子宮がないから。
夫とは離婚した。
新しい恋も本気になれない…
もう、嫌な思いはしたくないから…。
自分に自信がなくなっていた時、偶然立ち寄った画廊で知り合った榊先生。
先生は穏やかで一緒にいると満たされていく…。
でも、この気持ちが恋心になったところで、私の身体ではきっと悲しい結末が待っているんだろう。
恋に期待できなくなった千絵と、悲しい過去を持つ榊の切なくて暖かい大人の純愛ストーリー。
「ハネモノ」の掲載誌、出版社、著者情報
掲載誌:まんが王国コミックス
出版社:ビーグリー
著 者:大林あきら
「ハネモノ」の目次
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